それによると,MP3などの音楽データ交換ソフトのNapsterや,テキストから動画まで様々なファイルを交換できるGnutellaなどのファイル交換ソフトを利用している人は560人で,有効回答者1万425人のうち5.4%を占めた。また,Napsterユーザー1人あたりのダウンロード楽曲数は,平均で1カ月に9曲,ソフトを使い始めてからの累計で50曲に達した。
両団体は今回の調査結果を元に,商用楽曲やソフトのファイル交換停止を訴える広告キャンペーンを展開する方針である。既にRIAJは6月21日と27日の2回に渡って,国内のレコード会社9社が提出した約1万曲のリストをNapsterの開発元である米ナップスター社に送付し,同社の曲名データベースからの削除を求めている。