JASRACは使用料徴収のためのサイトを開設し、小額課金に対応したプリペイド型の電子決済などを導入して、ユーザーが簡単に使用料を支払えるようにする。著作権料を支払ったユーザーにはJASRACからの使用許諾マークを提供し、Webサイト上で表示できるようにする。6月初旬に具体的な方法を、JASRACのWebサイトなどで公開する見通しだ。
JASRACは2000年8月に、文化庁に対して商用・非商用の双方についてインターネット上の音楽配信の使用料の規定を申請し、2000年12月18日に認可を受けた。商用配信については、認可を受けた直後から使用料を徴収している。一方、個人サイトなどの非商用配信については、周知を徹底するために2001年7月1日から開始するとしていた。