E2openにはサービス開始当初,出資企業の米IBM社,米ソレクトロン社,米ルーセント・テクノロジー社,カナダのノーテル・ネットワークス社,韓国のLG エレクトロニクス社,台湾のエイサー社,日立製作所,松下電器産業,東芝の10社が,既存の取引関係がある2000社のサプライヤーとの間で,電子部品の調達や不良在庫の処分などを行ってきた。今回,日本法人の設立に当たり,新たにオムロン,リコー,三洋電機,シャープが新たにE2open上の取り引きに参加することを表明している。
イー2オープン ジャパンの社長に就任する松下電器産業出身の四角利和氏は,「日本企業の購買担当者や設計者がE2openを使いやすいように,システムの日本語化や日本の商習慣に合った取引手順などを導入していきたい」としている。