日経ネットビジネスが2000年11月21日から12月4日にかけて実施した「第11回イン ターネット・アクティブ・ユーザー調査」で,モバイル端末を利用しているネットユーザーの割合が59.2%に達していることが明らかになった。半年前に実施した前回調査では51.9%で,「モバイル派」の増加傾向が続いている。

 モバイル派が増加している最大の要因は,携帯電話を利用してネットにアクセスしているユーザーが拡大していること。その割合は,男性が全回答者の36.9%,女性が36.5%で,性別に関係なくユーザーを獲得していることを示した。

 プロバイダーでは,日本でも本格的なサービスを開始したいわゆる「無料プロバイダー」が一定の支持を得ている。無料プロバイダー全体では6.6%のシェアを獲得しており,代表的な無料プロバイダーである「livedoor」と「ZERO」は,それぞれ2.1%と1.9%であった。