フュージョン・コミュニケーションズは11月1日,IP電話での着信課金サービス「フュージョン・フリーボイス」を開始する。IPネットワークをベースにしたコンタクト・センターなどでも,顧客に対して,無料電話受け付けサービスを提供できるようになる。

 フリーボイスは,企業のIP電話網とフュージョンのIPネットワークを直結する「直収IP固定電話サービス」の付加サービス。社内をIP電話化したうえで,従来の一般の固定電話の電話番号をそのまま利用できる。フリーボイスを利用する場合も,従来の「0120」「0800」で始まる番号をそのまま使える。

 料金は,着信課金機能使用料と通話料がかかる。着信課金機能使用料は,課金対象になる電話番号ごとに月額2000円。通話料は,固定電話からの着信の場合が3分8円,携帯電話からの着信が1分18円など。ただし,直収IP固定電話サービスの利用料は別に必要になる。

 同時に,着信課金機能使用料が月額500円で済む「フュージョン・フリーボイス ライト」も提供する。通話料はフリーボイスの場合と同じ。ただし,従来の固定電話の着信課金用電話番号は使えない。
(Y.K.)