アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は9月24日,URLフィルタリング・ソフトの新版「InterSafe Proxy ver2.1」を発売する。新版では,フィルタリング・ルールの設定項目としてブラウザの種類をサポートするなどの機能強化を図った。

 ユーザーが使っているブラウザの種類によるフィルタリングは,HTTPリクエストのヘッダーにある「UserAgent」を参照することで実現する。ブラウザの種類だけでなく,同じブラウザでも適用済みのサービス・パックのレベルまで(IE5.5 SP2など)識別できる。例えば,セキュリティ・ホールを抱えたままの古いバージョンのブラウザからのアクセスを拒否するといった設定が可能になる。

 また,サーバー名やファイル名,ファイルの拡張子など,URLに含まれる文字列でのアクセス規制も可能になった。例えば,.exeを規制しておけば,不正なプログラムをダウンロードしてしまうのを阻止できる。このほか,規制対象のURL一覧のカテゴリ数を30から40に増強。オンライン取引,オークションなどのカテゴリを追加した。動作環境は,Windows2000/Solaris/Linux。価格は19万8000円(管理対象のユーザーが25,契約期間1年)から。(Y.Y.)