韓国のセキュアソフトは,ファイアウォールとIDS(侵入検知システム)の両方の機能を備えるアプライアンス「SecureSoft50/100/500」を8月中に日本で出荷する。IPSec準拠のVPN機能も持つ。ファイアウォールやIDSは,どれもセキュアソフトが自社で開発した。

 ファイアウォールとIDS,VPNを,1種類の管理ソフトで運用・管理できるのが特徴。同社製品なら複数台のアプライアンスを利用する場合でも一括管理ができる。複数の拠点でインターネットに接続する大企業,ファイアウォールとIDSの運用委託サービスを提供するISPやシステム・インテグレータなどを主なターゲットにする。

 小規模拠点や中小企業向けローエンド機「SecureSoft50」が125万円,ミッドレンジの「SecureSoft100」が200万円,100Mビット/秒以上のスループットを持つハイエンド機「SecureSoft500」が920万円である。 (K.A.)