ウェブセンス・ジャパンは7月1日,Webフィルタリング・ソフト「Websense Enterprise」の制限すべきURLカテゴリとして,ウイルスに感染していたり,悪質なコードが埋め込まれているサイトを分類した「プレミアム・カテゴリー3」を追加した。企業内などで,ウイルスなどに感染したサイトへのアクセスを禁止できるようになる。

 ウェブセンスは有害サイトなどを分類するために持つURLデータベースを使い,ウイルスに感染したサイトを自動的に見つけ出す。これを48時間ごとに実施し,サイトからウイルスが駆除された場合には,リストから除く。ニムダのように感染スピードが速いウイルスが発生した場合には,ウイルス検索の頻度を上げ,感染した直後のサイトでもアクセスを遮断したり,逆に,駆除されればなるべく早くアクセスを再開できるようにする。

 このカテゴリを利用するための追加料金は,50ユーザーで年額6万円,1000ユーザーで年額114万円など。(K.A.)