■『日経パソコン』による「e都市ランキング2004」で全国2位にランクされた東京都三鷹市。電子自治体の先進都市として広く知られている。意外なことに、本格的な電子会議室を開設したのは、つい最近の今年8月になってのことだ(以前も試験的に導入したことはある)。「受け身の情報公開ではなく、積極的に情報を提供していく」という方針の三鷹市では、どのようにITを活用していくのか。清原慶子市長に話を伺った。(聞き手:黒田隆明 写真:佐藤久)

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清原氏写真

清原慶子(きよはら・けいこ)氏
東京都三鷹市市長

1951年年生まれ。慶應義塾大学大学院修了後、ルーテル学院大学教授、東京工科大学メディア学部長などを歴任。2003年4月、三鷹市長に就任。現在、内閣府障害施策推進本部参与、内閣府「IT戦略本部評価専門調査会」委員、総務省「地域における情報化の推進に関する検討会」委員なども務める。著書に『三鷹が創る「自治体新時代」』ほか。



※ この記事は『日経BPガバメントテクノロジー』第5号(2004年10月1日発行)に掲載されたものです。