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2004/03/09




 これを解決するため,Alien社は2004年中にアンテナの取り付けに新しい製造技術を用いる。アンテナの取り付けまでをロール・ツー・ロール方式で実現する製造装置も導入する。「この装置を導入すると全体のスループットは10個/秒になる。既に,アンテナの圧着方式には紙オムツの粘着テープの取り付けで実績がある技術などの採用にメドが付いている」(東レインターナショナル)。さらに,現在(2003年8月掲載時点)用いている158mm幅のフィルム基板と0.85mm角の無線通信ICを,それぞれ500mm幅のフィルム基板と0.35mm角の無線通信ICに変更することで,生産効率を向上させる計画だ。

 無線タグのコスト低下に突き進むのはAlien社だけではない。ここにきて,Alien社を超えるスループットをうたうファブレスのベンチャー企業も現れている。イスラエルのSmartCode社は「1時間に120万個の無線タグを製造できる生産技術を開発した」と豪語する。同社は2004年1月,ダイ寸法が0.25mm2の無線タグ用ICを発表し,2004年中にも製品を投入する。同ICと,同社が開発した大量生産技術「Flexible Area Synchronized Transfer」(FAST)を組み合わせることにより,無線タグ1個当たりの価格を5〜10米セントにできるとする。ただし今のところFAST技術の詳細を明らかにしていない。

(菊池 隆裕=シリコンバレー支局,高橋 史忠)

***** 次回へ続く *****
※次回の記事へのリンクは,次回掲載時に生成されます。




本記事は日経エレクトロニクス2003年8月4日号のLeading Trendsを基に,RFIDテクノロジが再編集したものです。コメントを掲載している方の所属や肩書きは掲載当時のものです。


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