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続・IP電話の夜明け前(4)痛みの中でこぎつけた出荷判定(2000年1月)
苦しみぬいたラインユニット(LU)開発がようやく出荷判定にこぎつけることになった。その前々日、目覚めとともに背中に激痛が走った。 この世のものと思えないぐらい痛い。なんだろう。盲腸だろうか。こんな痛さはそれまで経験したことがなかった。早朝、タクシーで病院にむかった。病院ではまず応急処置として痛み止めの注射を受けた。とりあえずすぐに痛みは治まったが、覚悟を決めて、きちんとした精密検査をして貰った。大きくはない結石が尿管に詰まっている様子が確認できた。 実はこの日から5カ月ほど前に、一度夜中に背中が痛くなったことがあった。そのときも病院に行って、尿管結石だろうという診断結果を聞いていた。ただ、痛み止めをもらい、その後痛みが治まったままだったので、放置していたのである。本当は、そのときに結石の大きさなどをしっかり検査してもらえばよかったのだが、LUの開発が佳境にさしかかっていたところであり精密検査を避けていた。つまり精密検査を受けると悪い結果が出て、しばらく会社に来られなくなるような気がしてしまい、あえて避けていたというのが正直なところである。 痛いが命にかかわる病気ではないので安心した。痛み止めのおかげで、その日の痛みは嘘のように消え去った。そのまま会社に出社することにした。幸い病院は、会社から徒歩5分程度のところにあるので、いざとなればそこに飛びこめばいいように会社に配慮してもらった。しかし、その後出荷判定までに何度か痛みが再発した。再発時には痛み止めでは効かず、点滴まで打つことになってしまった。 出荷判定がやってきた
業界初のIP-PBXとなろうとしていたこのIPstageの開発は、社内でも非常に大きな注目を集めるプロジェクトとなっており、さまざま部門がかかわりを持っていた。
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