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パソコンをIP電話の電話機として使う

2004/09/27

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 今も昔もオフィスの机の上に必ず置いてあるものと言えば,電話機である。その電話機を机からなくしてしまおう,というのがソフトフォンだ。

写真1 ソフトフォンの例
写真1 ソフトフォンの例
富士通アイ・ネットワークシステムズの「i-station30SP」。
※図をクリックすると拡大図をご覧になれます。
 具体的にはパソコンにIP電話のソフトを組み込み,受話器(ハンドセット)やヘッドセットなどを装着することで,パソコンを電話機として使う(写真1)。例えば,前々回に紹介したSkypeなんかも一種のソフトフォンだ。

 ソフトフォンを使うメリットはいろいろある。電話機をなくせるというのはその一つだが,単にスペースが節約できるというだけではない。オフィスのフリー・スペース化(座席位置が自由なこと)がやりやすくなるのだ。

場所を問わず内線電話が利用できる

 もう少し詳しく説明しよう。仕事で使うノート・パソコンにソフトフォンを組み込んでおくと,そのノート・パソコンをLANにつないだ場所で自分の電話番号が使えることになる。これまでの電話機で,電話番号の場所を変えるには,PBXの設定変更が必要だったが,ソフトフォンなら何の設定も要らない。どこの机に行っても同じようにパソコンが使え,電話が使えるようになるわけだ。

 さらに,ノート・パソコンを家に持って帰り,そこからインターネット経由で会社にリモート・アクセスした場合も,会社にいるのと同じように内線電話がかけられる。自宅だけではない,例えば海外出張中であってもインターネット経由でLANに入ることさえできれば,内線電話が使える。

アプリケーションとの連携につながる

 ソフトフォンのもう一つのメリットとして,パソコン上で動く他のソフトウエアとの連携がやりやすくなることが挙げられる。例えば電話をかける相手が在席中かどうかが分かる「プレゼンス」の機能が代表的だ。ほかにも電子メールと連携して,留守番電話をメールで受け取るといった機能など,IP電話はアプリケーションと連携することで,より力を発揮するようになる。普通のIP電話機でもこういった連携はできるが,ソフトウエアだけのソフトフォンは,それが容易だ。

 ただ,メリットだけではない。注意点もいろいろある。

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