NTTドコモとテックファーム,東京・原宿の地域情報サイトを運営するURAHARA.ORGは8月3日,“裏原宿”と呼ばれるエリアでNTTドコモのFeliCa対応携帯電話を利用した情報提供サービスを8日から開始すると発表した。NTTドコモが企画立案を担当,テックファームが携帯電話用のFeliCaアプリケーションやリーダー・ライター,データ管理サーバーなどのインフラを提供する。

 サービス開始時点では裏原宿の153店舗がリーダー・ライターを設置する。ユーザーは携帯電話に専用のFeliCaアプリをダウンロードしておき,読み取り装置にかざすだけで,店舗のWebサイトに手軽にアクセスして詳細な情報を閲覧できる(写真)。対応店舗は9月中に約300店まで拡大する見通し。

 また11月をめどに,各店舗がFeliCaを利用した来店客に対して,セール情報や割引クーポンをメールで通知できるようにする予定である。