無償のIP電話ソフト「Skype」を開発するルクセンブルクのスカイプ・テクノロジーズは6月22日,東京都内で国内のパートナ向けプログラムを発表した(写真)。

 今回の戦略発表会は,主にSkypeと連携するソフト/ハードウエアの開発者を対象としたもの。具体的には,Skypeと連携した製品を開発する際に必要な商用API(application programming interface)やSkype認定ロゴ・プログラムの詳細情報を明らかにした。

 商用APIについては,従来スカイプと合意の下で利用する必要があった制限を撤廃。原則として誰でもAPIを利用可能になる。

 一方でスカイプが連携した製品を承認する「Skype認定プログラム」を用意。スカイプが認定したソフト/ハードは認定ロゴを付与できるようになった。

 なお,2005年11月7日には日経BP社との共催イベント「Skype Day in Japan」を開催することも明らかにした。スカイプの二クラス・センストロームCEO(最高経営責任者)の基調講演やパートナ講演のほか,Skype連携の製品やソリューションが多数展示される予定である。