世界各国の通信事業者やベンダーが一堂に会する国際イベント「Broadband World Forum(BWF)Asia」が横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開幕した。5月30日から6月2日までの4日間にわたり,世界各国のブロードバンド動向や最新技術をテーマに,カンファレンスやパネル・セッションを開催する。また,2日目の5月31日からは約50社が機器やソリューションを展示する。

 このイベントのオフィシャル・スポンサーはNTTグループである。NTT持ち株会社の和田紀夫社長が開会あいさつを行うほか,山田隆持副社長やNTT東日本の古賀哲夫常務など,そうそうたるメンバーが登場する。また,英BT,韓国KT,米SBCコミュニケーションズ,独ドイツテレコム,仏フランステレコムなど世界各国の通信事業者や,仏アルカテル,米シスコシステムズ,独シーメンスといったメーカーからも多くのキー・パーソンやエグゼクティブが登壇する。

 BWFは毎年,欧州とアジアで各1回ずつ開かれているが,日本での開催は今回が初めて。初日はあいにくの雨模様となったが,会場には多くの参加者が詰めかけた。

(山根 小雪=日経コミュニケーション