三菱マテリアルは3月22日,同日より販売開始する企業向けVPN(仮想閉域網)ソフト「SoftEther CA 1.1」に合わせて,小規模拠点向けプランを用意したことを明らかにした。小規模から始めたいというユーザーの声にこたえた格好だ。

 同社の販売代理店オーエー通信サービスによれば,従来のSoftEther CA 1.0では,最も低価格の最大同時アクセス数が10ユーザーの場合でも,サーバー費用は約40万円かかっていた。これに,クライアント費用が加わり,最低でも約50万円かかっていた。

 SoftEther CA 1.1では,最大同時アクセス数を引き下げたプランを用意。オーエー通信サービスによれば,最大同時アクセス数が2ユーザーの場合で約7万円,5ユーザーの場合で約12万円になるという。1クライアント当たり約8000円というクライアント費用は従来とあまり変わらない。おおよそ2ユーザーの場合の合計は約8万6000円。5ユーザーの場合の合計は約16万円になり,手軽にVPNを始められるようになった。