ソフトバンクは2月17日,英ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)の日本法人「ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC」(C&W IDC)の買収を完了したと発表した。同日付けで,C&W IDCは社名を「日本テレコムIDC」に変更。社長は,ソフトバンクの笠井和彦取締役が兼務する。

 ソフトバンクは同日付けで,C&W IDCの発行済株式の99.99%を約123億円で取得(残りは少数株主が保有)。連結子会社とした。

 新会社は,国際通信や企業向けWANサービスなどで同じくソフトバンク傘下の日本テレコムと事業領域が一部重複する。このため,今後は両社を統合する可能性もある。ただし,「現時点では何も決まっていない」(ソフトバンク)としている。