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 ソフトバンクの孫正義社長は1月18日,滞在先の福岡で本誌の取材に応じ,一部報道されたツーカー・グループ買収に名乗りを上げた件について「憶測記事についてはコメントできない」と明かした(写真)。


 孫社長は「(ツーカー買収の)可能性については何でもありうるが,個別の噂には何も言えない」とコメント。「携帯電話の新規参入については,基本的には自らの力で参入したい」とあくまで独力で携帯電話事業参入を目指すことを強調した。

 その上で総務省には「現在我々が提示している800MHz帯の周波数再編案についてどう考えているのか,早期に見解をいただきたい」と要望。800MHz帯での携帯電話サービス提供に向けた意欲を改めて示した。

 ソフトバンクのツーカー買収については,1月15日に日本経済新聞が「ソフトバンクがKDDI傘下の携帯電話事業者ツーカー・グループ3社の買収を2000億円で打診」と報道した。