携帯電話端末向けコンテンツ配信大手のインデックスは,社内の電話システムを刷新し,NTTドコモのモバイル・セントレックス・サービスを導入すると発表した。端末にはNTTドコモの第3世代携帯電話「FOMA」と無線LANのデュアル端末「N900iL」を採用する。ただしN900iLが発売前であるためモバイル・セントレックスの稼働時期は未定。

 インデックスではモバイル・セントレックスの導入を前に,9月末から自営のIPセントレックス・サーバーによるIP電話システムを稼働させる。導入する固定型IP電話機は400台。将来的には一部の端末をN900iLへ移行させる計画である。

 IPセントレックス・サーバーにはNEC製の「UNIVERGE SV7000」を採用する。併せて,ユニファイド・メッセージや電子電話帳など,IP電話と連携するアプリケーションを導入する予定。

(武部 健一=日経コミュニケーション