NTT東日本は8月25日,ADSL(asymmetric digital subscriber line)サービスの企業向けメニュー「フレッツ・ADSL アドバンスドサポート」と「同 ビジネスタイプ」に,下り速度が最大47Mビット/秒の「モアIII」を追加すると発表した。

 フレッツ・ADSL アドバンスドサポートは,通常のフレッツ・ADSLサービスに,宅内機器や回線の故障修理対応を24時間365日受け付けるサービス。同 ビジネスタイプも24時間365日の故障修理に対応するほか,同時接続端末台数が25台と,通常のサービスよりもトラフィックの多い企業向けサービスである。

 モアIII向けの料金は,フレッツ・ADSL アドバンスドサポートが月額7927.5円。同 ビジネスタイプが月額11550円。どちらもADSL専用型だけで利用可能。ほかに,それぞれ宅内機器利用料が月額514.5円,宅内機器保守料が525円,初期費用が2310円から必要になる。

 NTT東日本は同日,「フレッツ・ADSL モアIII」の上り速度を従来の最大3Mビット/秒から最大5Mビット/秒に高速化すると発表した。既に同サービスを利用中にユーザーは,宅内装置のファームウェアをバージョンアップすることで高速化できる。ファームウエアは,8月31日からNTT東日本のWebサイト上で提供する。

 NTT西日本が提供中の同内容のサービス「フレッツ・ADSL モアスペシャル」も,9月1日からファームウエアを提供する。