電子情報技術産業協会(JEITA)は8月18日,2004年6月の移動電話機(携帯電話機とPHS端末)の国内出荷台数を発表した。携帯電話機(自動車電話機含む)は前年同月比84.6%の401万3000台と,6カ月連続して前年を下回った。ただし,単月の出荷台数としては3カ月ぶりに400万台を超えた。前月(337万8000)に比べても,21%増と大きく伸びた。 

 JEITAでは台数増加の理由を,パケット定額サービスの浸透や,各種の新サービスの利便性が高まったことで,第3世代機が順調に伸びたためとみている。ちなみに電気通信事業者協会(TCA)がまとめた携帯電話加入者数では,2004年6月の純増数が38万3800であることから,全出荷台数に占める買い替えの割合は約9割となる。

 PHS端末は,6月単月が前年同月比30.7%の4万1000台と8カ月連続のマイナス。




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