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総務省が電波利用料の説明会,情報家電と無線ICタグが対象に
説明会会場には100名近くが詰めかけ,注目度の高さがうかがえた(写真)。説明会は当初,総務省内の会議室で開催予定だったが,希望者多数のため三田共用会議所に場所を移した。総務省 総合通信基盤局電波部電波政策課の炭田寛祈・企画官が見直し案の背景や論点を説明したのち,質疑応答へと移った。 今回の説明会で明らかになったのは,新たに徴収対象として検討されている免許不要局のうち,今後5GHz帯の一部を専用に割り当てる予定の情報家電と,950M〜956MHzを割り当てる見込みのUHF帯無線ICタグが徴収対象になりそうなこと。 例えば,5GHz帯を使う情報家電については,これまで固定マイクロ局が利用していた100MHz分の周波数帯の再配分を巡って,「携帯電話事業者と情報家電関連企業が,周波数の配分を巡って競合するのが明白」(炭田企画官)。両者とも少しでも多くの周波数配分を望んでいるためである。炭田企画官は,「このように競合状態にあるものは,免許局,免許不要局の区別なく,両者から利用料を徴収するのが適当」としている。 またUHF帯無線ICタグの場合は,パッシブ型の無線ICタグ自体は徴収の対象外だが,リーダー/ライターは対象となりそう。というのも,出力が10mW以上の場合は免許局になるため,おのずと利用料の徴収対象になる。UHF帯無線ICタグは,通信距離が7〜10メートルと長いのが魅力で,「UHF帯を使うメリットを発揮するには,10mW以上はどうしても必要」(無線ICタグ・メーカー関係者)からだ。出力が小さな製品についても,「“UHF帯無線ICタグ”のくくりで周波数帯を占有するため,免許不要局も分担して利用料を負担する可能性はある」(炭田企画官)と説明した。 既存の無線LANやETC(electronic toll collection),無線ICタグに関しては,「周波数帯域を占有する無線局は徴収の対象となりうるが,占有せずに他の用途と共用するものから徴収するつもりはない」(炭田企画官)と対象外とすることを説明。ISMバンドを利用していたり,5GHz帯を使う無線LANは衛星放送と帯域を共用しているためである。 (山根 小雪=日経コミュニケーション)
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