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NTTコムなど3社,無線LANの位置情報を使う情報配信実験

2004/07/12

 NTTコミュニケーションズ(NTTコム),三菱地所,NECの3社は7月12日,公衆無線LANサービスの利用者向けに周辺の店舗情報を提供する実証実験を発表した。実験の名称は「パーソナライズ情報配信トライアル」。東京・丸の内,有楽町,大手町の各エリアで実施する。

 公衆無線LANのユーザーは,利用しているアクセス・ポイントの周辺1km以内にある店舗情報を取得できる。店舗情報は,アクセス履歴から判別したユーザーの好みに応じた並びで表示する。実験期間は,7月15日から10月15日までの3カ月間を予定している。期間中,1000ユーザーの参加を見込む。

 実証実験には,NTTコムが提供する公衆無線LANサービス「ホットスポット」のユーザーが参加できる。実験対象となるエリアは,JR山手線の新橋駅から神田駅区間の沿線。情報を配信するシステムは,NECの情報配信プラットフォーム「TPOCAST」で構築した。配信する店舗情報は,三菱地所が運営する丸の内エリアの情報提供サイト「Marunouchi.com」が蓄積している情報を流用する。

 TPOCASTは,実験エリアに設置した約80台のアクセス・ポイントの位置情報と,三菱地所が蓄積した店舗の位置情報を照合して,周辺1km以内で営業中の店舗情報だけをユーザーの端末に配信する。さらに,過去にユーザーがアクセスした情報の履歴を蓄積することで,アクセス頻度の高い順番で店舗情報の一覧を表示する仕組みとなっている。

(加藤 慶信=日経コミュニケーション

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