富士通アイ・ネットワークシステムズは6月2日,H.323とSIP(session initiation protocol)間のプロトコル変換装置「SIP-H323プロトコル・ゲートウェイ」を発売した。富士通が販売している汎用IAサーバーにインストールして使用するソフトウエア製品。H.323プロトコルを利用した内線電話システムを導入済みの企業が,SIPプロトコルを採用しているIP電話サービスを利用できる。

対応できるIP電話サービス事業者は,NTTコミュニケーションズとフュージョンコミュニケーションズ。対応事業者は今度も追加予定。「050」番号のIP電話サービスに対応する。

 価格は,30セッション対応の基本プログラム「SIP-H.323 プロトコルゲートウェイ」が84万円。10セッション追加用のプログラムが10万5000円。利用できるIAサーバーはPRIMERGY RX200(23万8000円),またはPRIMERGY BX300(27万円)。

(安藤 正芳=日経NETWORK)