総務省は5月31日,2004年4月末現在の「インターネット接続サービスの利用者数等の推移」を発表した。xDSL(digital subscriber line)とFTTH(fiber to the home),CATVインターネットを合わせた加入数が初めて1500万を突破し,1537万8930加入となった。

 内訳はxDSLが3月末から31万8165増の1151万4995加入,FTTHが同9万8600増の124万935加入,CATVインターネットは同4万5000増の262万3000加入である。FTTHは過去最高を記録した2月末から3月末にかけての9万9559回線増にはわずかに及ばなかったものの,依然10万近く勢いは衰えていない。

 4月はもう一つ大きな動きが見られた。携帯電話によるインターネット・サービス(iモード,EZweb,Vodafone Live!)の加入数が初めて7000万を突破。3月末から52万7000増加して7025万9000加入となっている。

(山崎 洋一=日経コミュニケーション)