ボーダフォンは4月1日から,同社の携帯電話向けコンテンツの開発企業などを技術支援するプログラム「ボーダフォンソリューションプロバイダー」(VSP)の利用料を無料化した。これまでは1社につき,年間10万円の会費を徴収していた。

 VSPに参加するには,まずボーダフォンの審査を受ける必要がある。同社に認定された企業は携帯電話向けコンテンツやソリューションの開発に当たって,端末の技術情報の開示やコンテンツ開発ツールの提供,端末の無料貸し出しなど様々なサポート・サービスを利用できる。

 ボーダフォンはVSPの無料化により,ブラウザフォン・サービス「ボーダフォンライブ!」のコンテンツや,携帯電話を利用した法人ソリューションの拡充を図る。

(高槻 芳=日経コミュニケーション)