総務省は3月31日,「インターネット接続サービスの利用者数等の推移」の速報値を発表した。2004年2月末時点で,xDSL(digital subscriber line),FTTH(fiber to the home),CATVインターネットを合わせた国内ブロードバンド回線は,1月に比べて40万9415回線増の1449万3012回線となった。

 今回目を引くのは,FTTHサービスの利用者が初めて100万加入を突破したこと。2月末時点の加入者数は累積で104万2776回線。1月に比べて8万1850増となった。単月の増加数はここ数カ月8万前後で推移しており,増加ペースは少しずつ上がっている。

 2月末時点のxDSLの累積加入者数は1月に比べて29万1565増の1090万4236。CATVインターネットは2月末時点で254万6000。1月に比べて3万6000回線増となった。

(蛯谷 敏=日経コミュニケーション)