パワードコムは,広域イーサネット・サービス「Powered Ethernet」のアクセス回線を4月1日から拡充する。今回追加するのはいずれも。イーサネット方式のアクセス回線で,(1)1Gビット/秒イーサネット,(2)10M,100M,1Gビット/秒といったイーサネットの仕様の中間の帯域の品目--である。当初は首都圏から提供を開始し,順次全国へ拡大する計画だ。

 具体的には,6M~9Mビット/秒(1M刻み),20M~90Mビット/秒(10M刻み),200M~900Mビット/秒(100M刻み),1Gbpsの21品目を追加する。料金は1Gビット/秒の場合,関東・中部・関西の特定の県内にすべての拠点がある場合で1回線あたり月額150万円(税込み157万5000円)。関東・中部・関西エリア内にすべての拠点がある場合は350万円(同367万5000円)。その他の場合は720万円(同756万円)。

 中間品目のメニューは,「既存のユーザーからの『100Mビット/秒では足りないが,1Gビット/秒の品目は料金が高い』という声に応えた」もの(パワードコム)。

(山根 小雪=日経コミュニケーション)