NTTドコモは4月1日午前10時から,新サービス「ネットハイウェイ」を開始する。定額制PHSデータ通信サービス「@FreeD」の契約者向けで,通信時に画像データなどを圧縮することで“体感速度”が向上する。利用料金は無料。同社によると,インターネット接続時の体感速度が,最大5倍程度向上するという。

 ネットハイウェイは,NTTドコモが用意するサーバーを中継することで,画像データなどを圧縮して情報量を減らし,体感速度を向上させる仕組み。利用するには,同社が4月1日から無料配布する専用ソフト「ネットハイウェイ圧縮ソフト」が必要となる。対応OSはWindows 98/98SE/Me/2000/XP。対応ブラウザは,Internet Explorer 5以上,Netscape 6以上。

 ソフト側では,JPEG,GIF形式の画像データに対して,圧縮率を5段階に設定可能。なお,圧縮した画像データを選択して「Shift」+「R」キーを押すことで,圧縮していない画像を表示する機能も持つ。

(堀越 功=日経コミュニケーション)