ソフトバンクBBは2月28日,ADSL(asymmetric digital subscriber line)サービス「Yahoo! BB」のユーザーに対し,顧客情報が漏えいした対象かどうかをメールで通知した。漏えい事件が明らかになった直後に送った電子メールに続き2通目となる。

 ソフトバンクBBの孫正義社長名で出された電子メールは,まず顧客情報の漏えいと一連の恐喝未遂事件について謝罪。そして事件の容疑者が保持していたデータベースとユーザーの顧客情報を照合した結果を通知した。

 漏えいの対象となったユーザーには,「誠に遺憾ながら○○様の情報に関しても流出していることが判明いたしました。当方の不手際により,このような結果となり,お客様に大変ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」との文面を送付している。このほか,事件の細かな経緯についても報告している。これは,2月27日の記者会見で配布した内容をベースにしたものだ。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション)