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ドメイン登録最大手が「日本語.com」などの多言語事業を中止へ,他社に移転しないと登録が無効に

2004/01/19

 インターネットのドメイン名登録最大手,米ネットワーク・ソリューションズ(NSI)が,「日本語.com」など多言語ドメイン名の登録業務を中止することが明らかとなった。来月2月28日にNSIに登録している「.com」と「.net」で終わる多言語ドメイン名が無効となる。1月上旬,ユーザー宛にサービス中止を告知した。

 多言語ドメイン名を有効のまま保ちたいNSIのユーザーは,他の業者に登録を移す必要がある。移さなかった場合は,「登録が削除され,他のユーザーが登録可能となる」(NSI)と言う。登録を中止する理由についてNSIは「多言語ドメインの需要が無かったため」としている。サイトを探す際にWebブラウザにドメイン名を直接入力するよりも,「Google」などの検索エンジンを利用するユーザーが増えたのが一因と見られる。

 なお,昨年末には「.org」のドメイン管理者である非営利組織パブリック・インタレスト・レジストリ(PIR)が,「.orgの多言語ドメインをデータベースからすべて削除する」として物議をかもした。最終的にはユーザーの反対を受け,今月14日に削除方針を撤回している。

 今回のNSIのケースはPIRの「.org」とは異なる。NSIは登録事業者(レジストラ)であって,ドメイン管理者(レジストリ)ではないからだ。なお「.com」と「.net」のドメイン管理者(レジストリ)である米ベリサインは,現在のところ多言語ドメインの受け付けはそのまま続けている。ベリサインはNSIの親会社だったが,2003年11月にNSIを米投資会社のピボタル・プライベート・エクイティに売却している。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション)

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