ファウンドリーネットワークスは11月25日,企業内LANのエッジ・スイッチ向けレイヤー2スイッチ「EdgeIron」シリーズの最高クラスにあたる新製品「EdgeIron 48G」を発売した。サイズは1U(高さ約4.5cm,幅約48.3cm)のボックス型筐体で,価格は120万円から。

 新製品は,通信速度が1Gビット/秒のギガビット・イーサネット(GbE)を48ポート搭載している。内訳は,通信速度10M,100M,1Gビット/秒のそれぞれに対応した銅線だけ接続できるイーサネット・ポート(10/100/1000BASE-T)が44個,銅線と光ファイバどちらでも接続できるGbEポートが4個。

 従来のラインナップで最もGbEポートの数が多い「EdgeIron 24G」は,銅線のみの10/100/1000BASE-Tが20ポート,銅線と光ファイバ対応のGbEが4ポートの24ポート。新製品はほぼ同じサイズながら,GbEポートの数は倍になっている。

 ファウンドリーネットワークスでは「ネットワークにつないだ大量のパソコンで並列に処理する『グリッド・コンピューティング』向けのスイッチとして,企業だけでなく研究所や大学での採用も期待している」と語っている。

(白井 良=日経コミュニケーション)