アッカ・ネットワークスは10月27日,26メガADSL(asymmetric digital subscriber line)サービスのフィールド・データを他のADSL事業者に先駆けて公開した。データは,10月6日時点で接続していた26メガADSLサービスの回線のうち,1万回線を無作為に抽出して測定したもの。NTT収容局とユーザー宅までの電話回線の長さである回線線路長と,下り方向のリンク速度でプロットしている。
結果によると,回線線路長1km以内のユーザーの50%以上が20Mビット以上で接続し,2km以内のユーザーでは70%以上が10Mビット以上で接続。既存の12メガADSLサービスのフィールド・データに比べて,回線線路長によらず高速化しているという。
アッカは8月にパフォーマンスの向上を目指したADSLモデムのファームウエアを追加し,ユーザーにアップデートを促してきた。これまでは,ファームウエアをアップデートして,パフォーマンスが向上したユーザーを対象にフィールド・データを測定するとしていた。しかし今回のデータには,「アップデートしているユーザーとしていないユーザーが混在している」(アッカ)。
とはいえ,25Mビット/秒近くまで速度が出ているユーザーはごくわずか。他のADSL事業者は20メガ超のADSLサービスのフィールド・データを未公開としている。
(山根 小雪=日経コミュニケーション)