ノーテルネットワークスは9月25日,レイヤー2スイッチ「BayStack」シリーズに新製品を投入すると発表した。(1)48ポートの10M/100M/ギガビット・イーサネット(GbE)を搭載するBayStack 5510-48T Switch,(2)24ポートの10M/100M/GbEを搭載するBayStack 5510-24T Switch,(3)24ポートの10M/100Mを搭載するBayStack 425-24T Switch――の3製品。

 いずれも8台までを積み重ねて一体化(スタック)できるのが特徴。「5510-48Tを使った場合で最大384ポートにまで拡張でき,最大640Gビット/秒で転送できる」(プロダクトマーケティングプロダクトソリューションズの小松士恩氏)。

 価格は,5510-48Tが104万9000円,5510-24Tが74万9000円。主に,フロア・スイッチの置き換えを想定する425-24Tは17万5000円と,前機種に当たるBayStack 420-24T(24万円)よりも大幅に低価格に抑えた。
 
 5510-48Tと5510-24Tに関しては,2004年にはスタティックやRIP1/2(routing information protocol),OSPF(open shortest path first)などレイヤー3でのルーティングをサポートする予定である。「スタティックは無償提供だが,RIP1/2やOSPFが無償か有償かは検討中」(小松氏)。

(閑歳 孝子=日経コミュニケーション)