NTTドコモは4月1日,PHSを使った定額データ通信サービス「@FreeD」(アットフリード)を開始した。月額固定の通信料金で,最大64kビット/秒のデータ通信ができる。@FreeD対応端末は,コンパクトフラッシュ型製品が2機種ある。

 @FreeDへの対応を実現,または表明しているインターネット接続サービスは,@niftyやBIGLOBE,OCN,So-net,Panasonic hi-ho,ぷららなど現在30を超える。

 例えば,最大手の@niftyでは既存のインターネット接続プランすべてを@FreeD対応にした。このうち,定額プランの場合は定額のまま,一方,従量プランを選んだユーザーは基本時間を超えた場合だけ分単位で課金される。

@FreeDの通信料は,年間契約を結んだ場合は月額4000円(一括払いで4万8000円)になる。一方,月払い契約なら月額4880円である。

(杉山 泰一=日経コミュニケーション)