NTT西日本は2月4日,同社のADSL(asymmetric digital subscriber line)サービス「フレッツ・ADSL」の月額利用料を,3月1日から値下げすると発表した。

 新料金は,最大通信速度が1.5Mビット/秒の「1.5Mタイプ」が2700円,同8Mビット/秒の「8Mタイプ」が2800円,同12Mビット/秒の「モア」が2900円となる。それぞれ,200円,300円,300円値下げした。新料金が適用されるのは,加入電話と回線を共用するタイプのみ。

 ユーザーは,NTT西日本の割引きサービスを併用することでさらに低料金で利用できる。例えば,マイラインプラスをセットで利用した場合,フレッツ・ADSLモアの月額利用料は2610円となる。

 ただし,2002年12月に値下げ済みのNTT東日本の料金は,1.5Mタイプが2600円,8Mタイプが2650円,モアが2700円。東西NTT間に依然として料金差がついたままになった。