日本テレコムは1月22日,IP-VPNサービス「SOLTERIA」と法人向けインターネット接続サービス「ODNスーパー」のアクセス回線に,大阪メディアポート(OMP)のサービスを追加すると発表した。1月28日から提供を始める。日本テレコムの広域イーサネット・サービス「Wide-Ether」は,1月20日からいち早くOMPのアクセス回線に対応済み。

 今回追加するのはOMPの「高速イーサネット専用サービス」。日本テレコムは,ほかの電力系地域通信事業者とも相互接続の交渉中であり,協議が整い次第,対応する事業者を増やしていく予定だ。

 SOLTERIAで使う場合の速度品目は,1M~5M,10M,100Mビット/秒の三つ。アクセス回線部分の月額料金は,15km圏内であればそれぞれ5万1600円~12万9600円,27万2400円,36万円となっている。

 ODNスーパーで使えるのは,100Mと1Gビット/秒の品目。アクセス回線の月額料金は,15km圏内でそれぞれ36万円,136万5600円。ODNスーパーの従量制課金メニューに対応する。

 OMPの高速イーサネット専用サービスの提供エリアは,大阪市,京都市,神戸市の,それぞれ一部となっている。

(宗像 誠之=日経コミュニケーション)