アイアイジェイメディアコミュニケーションズ(IIJ-MC)は9月4日,映像のライブ中継やオンデマンド配信をインターネット経由で提供するサービス「ビデオカンファレンスブリッジ」を始めた。教育事業や企業の広報活動などでの利用を見込んでいる。

 テレビ会議システムからの映像は,IIJ-MCの配信センターを介してインターネットに配信する。帯域は56k~500kビット/秒から選べる。閲覧するユーザーを限定するために,オプションの認証サービスを使い,アクセス制限をかけることもできる。これには,1回の配信につき1万円かかる。

 初めてビデオカンファレンスブリッジを利用する場合は,初期費用として5万円が必要。これに加え,中継費用が別途かかる。2時間程度のライブ中継を1回中継する場合で35万円,6カ月以内に3回の配信する場合で60万円。同時接続数は200人までだが,要望があれば,これ以上の人数にも対応する。また,テレビ会議システムを持たないユーザーには,米ポリコム製の「ViewStation 512」を貸し出す。レンタル料金は1日5万円。