LANの標準技術であるイーサネットは10GbEで長距離伝送が可能になり,WANにも本格的に使えるようになってきた。ジョンソン社長は,通信事業者が現在基幹網の構築に主に利用しているSONET(同期光ネットワーク)と10GbEとを比較。同じ速度であれば5分の1のコストで構築できる点や,さらなる高速化のめどが立っているなどの点から,イーサネットが優れていると言明。その結果,2005~2006年ころにはイーサネットがSONETを置き換えるようになると予測した。
さらにジョンソン社長は,「今後はネットワーク技術といえば,イーサネットだけを指すことになる」との私見を披露。「当社もイーサネットに勝負をかけたい」と宣言し,講演を締めくくった。