日本ネットワークアソシエイツは千葉市・幕張で開催中の「NetWorld+Interop 2002 Tokyo」において,PDA上で動作する無線LANのプロトコル・アナライザ「Sniffer Portable Wireless LAN PDA」を参考出展している(写真)。

 デモの動作環境はコンパックコンピュータのPocketPC機iPAQに米シンボル・テクノロジーズのIEEE802.11bカードを挿したもの。IEEE802.11bの各チャネルの信号強度を調べたり,特定のチャネルの送受信データを解析するなどの機能を持つ。写真ではチャネルの稼動率をリアルタイムで示している。キャプチャしたデータをパソコン上で動作する無線LANアナライザ「Sniffer Portable Wireless LAN4.7E」を取り込むことで,上位レイヤの解析も可能。

 出荷開始時期や価格などは未定。「30万円程度になるのではないか」(担当者)という。

(松原 敦=日経コミュニケーション)