回線数を地域別に見ると,東日本エリアが25万2127回線,西日本エリアが14万8633回線。この1カ月間の増加分では東日本が1.6倍も多く,ブロードバンドの“東西格差”が広がりつつある。
増加数が減った原因としては,まず5月29日に報道された東京めたりっく通信の経営危機の影響が考えられる。また,6月19日にソフトバンクによるヤフーBBの発表があり,多くの人がヤフーBBに申し込んだものの,その大半が未開通であることも影響しているようだ。ヤフーBBへの申し込みは数十万に上っている。このため,一見伸びが鈍化しているように見えるが,申し込んだが開通していない人も含めた実質的なxDSLユーザーは100万を超えている可能性がある。