Free Laneの提供にあたり,エキサイトはオーリック・ウェブ・ジャパン,ファミマ・ドット・コム,ソフマップ,全日本空輸の4社と提携した。ファミマ・ドット・コムはファミリーマートなどが設立した電子商取引(EC)提供会社である。オーリックは,無料サービスを提供するインターネット接続事業者(プロバイダ)で,エキサイトにインフラを提供する。ファミマ・ドット・コムなど3社は,コンビニエンス・ストアやパソコン・ショップなどでFree Laneの接続用ソフトウエアのCD-ROMを配布。3社はそれぞれエキサイトと共同でポータル・サイトを構築し,各社が配布したソフトでFree Laneに接続すると,最初にそのポータル・サイトにつながる仕組みとする。
インターネット接続にかかるインフラ料金などは,広告収入でまかなう。同様のサービスは,すでにライブドアやゼロなどが先行して提供中。エキサイトは後発になるが,自社が持つポータル・サイトのコンテンツを強みに無料サービスのユーザーを獲得する考えである。