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ICタグ28の疑問(第6回)疑問5:バーコードと何が違う?[はじめの一歩]***** 前回を読む *****
タグがバーコードと決定的に違うのは、複数個を一括で読んだり、書き込んだ情報を追加・変更できることだ(表[拡大表示])。 リーダー/ライターが発信する電波の強さやICタグの大きさによるが、離れた場所からタグを読んだり、読み取りを自動化するのが比較的容易である点もバーコードと異なる。タグの表面が汚れていたり、リーダー/ライターから見えない場所にあっても問題なく情報を読めるという利点もある。こうした特徴に企業は魅力を感じている。人手に頼る作業の自動化や手間の軽減につながるからだ。 例えばアパレル業界は、商品の入出荷作業の手間を削減できると期待する。現在アパレル・メーカーでは、商品に付けたバーコードを一つひとつスキャナで読んで検品している。このバーコードをICタグに替えて複数の商品を一括で自動的に読めるなら、人手の作業が減って業界全体で840億円削減できると見積もる。 ただ、ICタグには弱点もある。最も大きいのは単価。バーコードの最低単価はほぼ0円だが、ICタグは100円以上というのが相場である。 (栗原 雅,松浦 龍夫)
本記事は日経コンピュータ2004年10月4日号特集「ICタグ35の疑問」を基に再編集したものです。コメントを掲載している方の所属や肩書きは掲載当時のものです。
***** 次回へ続く ***** |