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オープンソースDB「Firebird」、地道に勢力を拡大中

2005/08/19

 「オープンソースのリレーショナル・データベース(RDB)といえば、PostgreSQLとMySQLが有名だが、『Firebird』も現実的な選択肢になりつつある」。日本でのFirebirdの普及促進を図る団体Firebird日本ユーザー会の加藤大受理事長は、こう語る。

 Firebirdは、米インプライズ(現ボーランド)が開発した商用RDBの「InterBase」が起源である。インプライズが2000年に、InterBaseのソースコードを公開。その後、有志のエンジニアがコミュニティを結成して開発した。現在、バージョン2.0の開発が進行中で、早ければ年内にもリリースされる見込みだ。

 2004年4月には日本でも、「Firebird日本ユーザー会」が発足。2005年8月現在、Firebird日本ユーザー会の会員数は約570人で、徐々に拡大中だという。

 加藤理事長によれば、Firebirdの利点は高い品質にあるという。Firebirdの開発コミュニティには、品質保証を担うサブ・プロジェクトがあり、開発過程や出荷前のソフトの品質を徹底的にチェックする。「商用ソフトであるInterBaseのエンジニアが主体となっていることもあり、企業情報システムでの利用に耐える品質を達成できるまでリリースしない。様々なソフトの中でも、データベースにはとりわけ高い信頼性が求められる。その意味でFirebirdは、他のオープンソースRDBに比べて、企業情報システムに利用するメリットは大きい」と、加藤理事長は主張する。

玉置 亮太=日経コンピュータ

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