モスフードサービスは9月に、社内業務で利用しているノート・パソコン200台を日本IBM製から松下電器産業製にリプレースする。検討段階で、IBMのパソコン事業が中国レノボに売却され、将来的に各種サービスが継続されるのかどうかに不安を抱いたことがリプレースの最大理由としている。

 新たに導入するのは、松下製の「Let's note Y4」。14.1インチ液晶画面を持ちながら重さ約1.5kgというノート・パソコンだ。モスフードは、社内業務用のほかに、営業などのモバイル用途では、松下製ノート・パソコンを200台導入しており、メーカーを統一することで管理体制を一元化できるメリットもあると判断した。ただし、直営店舗や販売子会社用にはデル製ノート・パソコン200台を使っている。

小野口 哲=日経コンピュータ