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エラー時の再構成時間を半減したストレージ装置を発表日本ストレージ・テクノロジーは7月14日、低価格のシリアルATAのディスクを使いながら、エラー時の再構成時間を半減したストレージ装置「FlexLine 600シリーズ」3製品を発表した。シリアルATAのディスクは、部分故障やエラーが発生しやすい欠点があった。ディスク容量が増加するにつれ、エラー後の再構成処理に10時間から12時間かかる場合もあり、その間はディスクへのアクセスができなかった。独自設計のコントローラにより、再構成の時間を5時間以内に短縮できる。 新製品は従来のコントローラと比較し、エラーを処理する単位を「クラスタ」という小さい単位にした。クラスタは、ディスクにデータを書き込む際のセクターと呼ばれる512バイト単位の領域を複数まとめたもの。エラーが発生しても正常なセクターはそのまま残し、エラーが発生したセクターのみを再構成する。 これまでハードディスク・ドライブの単位でエラー処理をしていたため、一部でも読み込めない場合は、ディスク・ドライブ全体をエラーとみなしていた。ハードディスクが故障した場合は、予備のハードディスクへデータをコピーしたり、パリティ(障害を起こしたディスクのデータを修復するための情報)を使って、正しいデータを作り直す。容量が大きいハードディスク・ドライブ全体のデータを作り直すと、二重障害によるデータ消失のリスクがあった。 発表した新製品は、大規模システム向けのアレイ・コントローラ「FLX680ディスク・システム」、中規模システム向けアレイ・コントローラ「FLX640ディスク・システム」と、ディスクのみの「FLC600ディスク・アレイ」の三製品。FLX680とFLX640の容量が不足した場合に、FLC600を追加する。価格はFLX640に3テラ・バイトのディスクを搭載した最小構成で807万円(税抜き)から。出荷は7月25日に開始する。 (岡本 藍=日経コンピュータ)
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