東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で開催中のイベント「IPテレフォニー&ケータイソリューション2005」でNTTコムウェアは、企業内IP電話サーバー「SS70V」に、通話相手先のスケジュール確認機能など音声以外のコミュニケーション機能を追加した「ビジネスコミュニケーションSS70Vリリース6」を出展中。6月1日から出荷を開始する。

 無線LAN対応のFOMA端末を使えば、端末のブラウザを使って相手のスケジュールを確認できる。相手が席にいないときは、ボイス・メールを転送するといった選択が可能。また、相手が在席のときは、端末のブラウザから発信ボタンをクリックして相手に電話をかける機能もある。

 このほかNTTコムウェアは、グループウエアの社員一覧表などにIP電話への発信ボタンを追加できる機能も開発中であり、同社ブースでデモンストレーションした(写真)。この発信ボタンをクリックするだけで、相手にIP電話機から発信できる。スケジュールと連携させることで、外出時にはボイス・メールに自動的に変更することも可能。日本IBMが提供するグループウエア「ノーツ/ドミノ」とマイクロソフトが提供するExchangeに対応予定。
(安藤 正芳=日経コンピュータ)


5月19日~20日、サンシャインシティ文化会館(東京・池袋)で開催(日経BP社主催)。
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