ビーコンITは12月24日より、Linux上で動くメインフレーム端末エミュレータ「EXTES Xuras Desktop(エクステス・ジュラス・デスクトップ)」を同社Webサイトから無償配布する。メインフレーム側には手を加えずに、Linux搭載パソコンをエミュレータ端末として利用できる。

 対応するメインフレーム端末は、日本IBMの「3270(メインフレームのOSはMVS、OS/390)」、日立製作所の「560/20(同VOS3)」、富士通「6680(同MSP、XSP)」。動作するデスクトップLinuxは、Red Hat Linux、SUSE LINUX、Turbolinux。また、EXTES Xuras DesktopはJavaで開発してあるため、Javaの動作環境が必要。

 併せてビーコンITは、サポート・サービスを開始する。「インストール(10万円)」、「OS動作確認(50万円)」といったメニューをそろえる。もちろん、サポートを必要としない場合でも、製品のダウンロードは可能。

矢口 竜太郎=日経コンピュータ