富士通は9月9日、Webアクセシビリティに関する評価、コンサルティングなどを提供する「ウェブ・ユニバーサルデザイン・ソリューション」を開始した。6月20日に公開された同分野のJIS規格「JIS X8341-3」に準拠している。

 高齢者や障害者にも使いやすいWebページを実現するための6種類の「アクセシビリティ改善サービス」と、より幅広いユーザーにとっての使いやすさを目指す4種類の「ユーザビリティ改善サービス」で構成する。評価、コンサルティングのほか、コンテンツ制作やマニュアルの作成、社員教育なども手掛ける。

 ユーザビリティ改善サービスのうち、基本的な課題について2週間で分析する「お試しコース」は30万円、ユーザー企業固有の課題も含め4週間で診断する「お手軽コース」は50万円。その他のコースは個別見積もりで提供する。来年度末までに1億円の売り上げを目指す。

本間 純=日経コンピュータ