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富士通のプレアデス 富士通は6月11日、来年4~6月の投入を目指して開発を進めている新型サーバー「プレアデス(コード名)」のきょう体を初めて公開した(写真)。インテル主催のプレス向けセミナーで発表されたもの。

 プレアデスは、「メインフレームの次を担う、富士通の次世代基幹サーバー製品」(富士通の伊東千秋常務)である。インテル・アーキテクチャに基づいており、OSはLinuxを前提とする。プロセサはインテルが今年後半に投入予定の「Madison(マディソン:コード名)」9MBキャッシュ版か、来年前半に投入予定の次世代Itanium2プロセサ「Montecito(モンテシト:同)」を採用する模様。

 伊東常務は、「メインフレーム開発で培った富士通のノウハウを投入し、高レベルの信頼性を確立する」と話す。ただし富士通は今回きょう体を公開したのみで、詳細については言及していない。

高下 義弘=日経コンピュータ